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政治哲学としてのベーシックインカム

椿 邦彦(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員)


 ベーシックインカムを実施すれば、「多くの人は働くことやめてしまい、社会が成り立たなくなるのではないか」という批判が根強くある。「働かざる者、食うべからず」という社会通念がベーシックインカムに強い拒否反応を生み出していると言って良い。ところが、戦後、ベーシックインカムの社会実験を行ったところでは、人びとの勤労意欲が減退したという結果が出たという報告は上がっていない。なぜ、このような批判が根強く存在しているのか。


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