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市場をとらえ返す ― グレーバーの『負債論』を手掛かりに
報告 後藤 元(ルネサンス研究所・関西運営委員) 20世紀の社会主義の実験は、生産手段を国有化し、物やサービスの生産・分配を国家が上から統制しようという試みであったが、失敗に終わった。論理的には、その対極として構想しうるのが、全員参加の直接民主主義による下からの合意形成-7...
2022年7月30日


資本主義終焉論を読む
榎原 均/斎藤隆雄/椿 邦彦(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) はじめに 当初は、若森章孝・植村邦彦著『壊れゆく資本主義をどう生きるか』(唯学書房、2017 年 11 月)を取りあげる予定であったが、オルタナティブな社会構想について担当している若...
2018年11月24日


グレーバーの提起を受けて
榎原 均(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 2017 年調査研究プロジェクト 2016 年調査研究プロジェクトで私自身の課題として、(1)人間論、(2)信用論、とい う二つのテーマに限定しました。しかし人間論はルカーチ批判を予定しておりながら手を...
2017年2月25日


負債経済のために
榎原 均(ルネサンス研究所・関西研究会運営委員) 情況寄稿論文『トランプ登場の背景を論ず』で述べたように、現在のグローバル資本市 場(中心的にはニューヨークの株式市場と公社債市場)においては、借りた貨幣を資本と して機能させる近代的利子生み資本よりも、それ以前から存在してい...
2017年1月29日
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